2015年7月 スペイン旅行(3日目)
三日目の目的地はマドリード。
パラドール デ トレドではのんびりすることに決めていたため、朝日を見たり、レストランでゆっくり朝食をとったりしながら、10時過ぎにチェックアウト。フロントでタクシーを呼んでもらい、トレド大聖堂(カテドラル)に直行した。
予備知識ゼロの状態で中に入ったのだが、スケールの大きさにいろいろと考えてしまう。何でこんなすごいものを作ろうと思ったのか?何で必要だったのか?権力の象徴?支配のため?民衆の心のよりどころ?厳かな雰囲気と適度に静かな空気の中、いつしかそんな考えもなくなり、無心で見学するモードに入っていく。
メモ
カテドラルの入場にはチケットが必要で、入口の向かいにある売店で販売されています。オーディオガイドを貸してもらえますが、残念ながら日本語版はありません。
カテドラルを出た後、少し散策してからインフォメーションへ。 インフォメーションでは宿泊施設や交通機関などの街の情報を教えてもらえたり、地図をもらえたり、トイレがあったり、涼めたりします。トレドだけでなく小さな街にもあったりするので、新しい街に行ったらまずは訪れてみると良いと思います。
インフォメーションもらった扇子。
こちらは地図。バス停やタクシー乗り場など、とても重宝しました。
この日のトレドもとても暑く、あまり写真を撮る余裕がなかったのですが、トレドの街並みはとても綺麗でした。電線も無く、車も入ってこない石畳の歩道は、歩いていて楽しかったです。いろんなショップやカフェやバルに立ち寄り、トレド観光は終了。トレド駅からマドリードに戻ります。
マドリード駅はとても広く、ホテルに到着するまでに道を間違えてかなりの遠回りをしてしまいました。ロッカーの場所や、どの出口から出たら目的地に近いか?など、事前に調べておくと良いと思います。スペイン語ですが、駅の構内図が以下のURLで公開されています。
http://www.adif.es/es_ES/infraestructuras/estaciones/planos/ATOCHA_plano.pdf
ちなみに、ロッカーは5(CONSIGNAS)の場所にあります。(赤丸の場所)
マドリードの宿は、60 バルコニーズ アーバン ステイ。アパートメントタイプの宿泊施設で、おしゃれなデザイナーズマンションのような雰囲気。旅行の途中で洗濯がしたかったため、洗濯機の設備があるホテルを選んでみました。
メモ
60 バルコニーズ アーバン ステイは、フロントがあるわけでもなく、玄関ドアで予約時の4桁コードを入力すると自動ドアが開く仕組みであった。予約時の情報を印刷していないと、ホテル内に入るのも困難なので、注意が必要。
旅行に行くと、日本では見られない現地ならではのものを見るのが楽しみなのですが、このホテルではいろいろと気になるものを目にすることができました。
部屋の電気のスイッチ
洗濯機
照明のスイッチ(床に置いてあり、足で踏んでスイッチを操作する)
暖房器具っぽいもの
ホテルに到着した時点で夕方になっていたのですが、スペインでは日が長いのでまだまだ散策ができます。宿から徒歩で行けるプラド美術館と、ソフィア王妃センターに行ってきました。本来は入場料が必要なのですが、閉館が近くなると無料で入ることができたのは嬉しい誤算でした。
あまり時間がなかったので、有名どころを中心に鑑賞します。(裸のマハ、着衣のマハ、ゲルニカなどなど。)私は芸術的なことはよく分かりませんが、やはりゲルニカには感じるものがありました。また、絵そのものではなく、絵を入れる額の特徴に目がいってしまいました。プラド美術館には彫刻や装飾が施された額に入れられた絵が多く、ソフィア王妃センターにはシンプルな額が多かったように思います。同じ絵を見ても、人によって注目するところ、感じることに違いがあるのはちょっとおもしろかったです。
スペイン旅行(4日目)に続く。