2015年7月 スペイン旅行(5日目)
5日目の目的地は、フリヒリアナとグラナダ。
まずは夜明けのネルハの街や海岸を散歩します。日中は人が多い「ヨーロッパのバルコニー」でしたが、朝の早い時間帯は、地元の方と思われる人が数人散歩をしている程度でした。
ネルハ行きのバス乗り場がよく分からず、バスの時刻表も入手できていなかったため、タクシーでフリヒリアナに向かいます。ネルハからフリヒリアナ行きのバスは本数も少ないようなので、タクシーをうまく使うと良いと思います。
フリヒリアナは、かつて「スペインで最も美しい村」に選ばれたこともある小さな村です。事前にいろいろと調べてみたのですが、「ここに行ってみたい」といった見どころが見つからなかったので、あてもなく散策することにしました。
まずはインフォメーションへ。地図とバスの時刻表をもらってきました。ネルハでは多くのタクシーを拾えるのですが、フリヒリアナではタクシーの台数が少なく、簡単にタクシーは拾えないようです。確実に移動するためには、バスの時刻を把握しながら行動すると良いと思います。
フリヒリアナも、店や住居がコンパクトにまとまっていて、観光のしやすい街でした。
店や住居の壁は白く、とても眩しいです。日が昇ってくると、一層きれいに見えます。
フリヒリアナは坂が多く、常に登っているか、下っているかのどちらかという感じでした。街中には店やカフェ、画廊などがありましたが、メジャーな観光地という感じではなく、そこで生活する住人も多く見かけました。とてもきれいで可愛らしい街でしたが、ネルハの街と似た雰囲気も多かったように思います。
散策自体は2時間ほどで終了し、バスに乗ってネルハに戻ります。ホテルに預けていたスーツケースを受け取り、今度はバスでグラナダへ。長距離移動もだんだん慣れてきました。グラナダのバスターミナルはとても大きいのですが、鉄道の駅などとは隣接していません。この日のホテル、カルメン ホテルまでタクシーを使いました。
スペインといえばバルが有名ですが、その中でもグラナダのバルは特別なのだそうです。ドリンクを注文するとタパスと呼ばれるおつまみが無料でついてくるのです。このため、バルを3件くらいはしごすれば十分にお腹を満たせます。この日は私も3件のバルを回ったのですが、店によってタパスのメニューも異なり、初のバルを楽しむことができました。
ホテルの屋上から明日行く予定のアルハンブラ宮殿のライトアップを見て、この日の散策は終了。
スペイン旅行(6日目)に続く。