うたた寝ラウンジ

Lounge for Nap

乗鞍岳

図書館で息抜きに山関係の雑誌を見ていて「行ってみたい」と思った山。正確には覚えてないけれど「日本で一番お手軽に登れる3000m超の山」という見出しに惹かれた。「つらいのは嫌だけど高い山に登ってみたい」というのが理由。山好きな人が聞いたら怒られそうである。

本当は行く予定などなかったのだが、成り行きで急遽登る事に。(決定は金曜日で決行は土曜日)。単独行なら準備や調査にもっと時間をかける所だが、今回は師匠が一緒なのでコースなどはお任せ。(自分は手抜き)

・日時
 2011/08/27

・コース
 乗鞍高原 ー 肩ノ小屋 ー 剣ケ峰 ー 肩ノ小屋 ー 乗鞍高原

・その他
 1.乗鞍高原に無料駐車場あり
 2.駐車場から登山口(畳平)まではバスで。(参照
  畳平は日本一高所にあるバス停との事。
 3.熊に注意。
 4.運が良ければ雷鳥が見られる。
  曇りやガスなど、天候が良くない時に現れる事が多いらしい。
  残念ながら今回は見られなかった。
 5.頂上は寒い。登山口(畳平)も寒い。
 6.情報収集は乗鞍高原公式サイトで(参照


長野自動車道の松本ICを降り、コンビニで食料を調達してから約一時間、ようやく乗鞍高原に到着。翌日にロードレースが開催されるということで、一部の駐車場は閉鎖されていた。ロードバイクで練習する人たちも目立つ。

一時間に一本のシャトルバスに乗り込み、約一時間かけて頂上に向かう。同じバス停から20人程乗り込んだが、皆さんかなりの軽装。だ、大丈夫なんですか?それとも自分の装備が大げさなだけ?

当日の天気は曇り。晴れていればかなり景色が良さそうなのだが、残念ながら景色は真っ白。こればっかりは仕方ない。「こういう天気の時には雷鳥が見られる事が多い」ということで、見た事のない雷鳥に期待する事に。

登山口に到着後、ちょっと休憩してから出発。

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登山口(畳平)からの景色。

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登り始め。
まだまだ余裕。

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雪が残っている所も。

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丘を登り、視界の開けた所に来た。
が、真っ白・・・。

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肩ノ小屋までは約30分。平坦な道のり。
小屋を超えて、本格的な登りの始まり。ここからはトレッキングシューズじゃないとキツい。

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気温の変化が激しいのか、変わったヒビの入り方をした岩が多い。
溶岩のような岩があったり、岩の種類もさまざま。

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相変わらず真っ白なので、景色はつまんない。
雷鳥さんも未だ姿を見せず。。

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岩場を過ぎ、傾斜も急になってくる。

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頂上。(退屈なので途中は省略)

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最後まで真っ白。

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頂上付近は尾根ずたいに歩く。尾根を境に、一方の空気はかなり冷たく、反対側の空気は暖かかった。不思議な感覚。

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下山中にちょっとだけ見えた青空。

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雲の感じが良かったので一枚。
写真に撮ると雰囲気が落ちる。残念。


景色も見えず、雷鳥も見れず、という感じだったので写真は少なめ。淡々と登って降りて来た、というのが感想。それなりの傾斜もあったし歩きにくい岩場もあったが、難易度としてはそれほどでもないと感じた。標高差は300m、時間は往復で3時間ほど。

とは言え油断は禁物。標高が高いだけあって気温はかなり低い。天気が悪ければなおさらだろう。さすがに山に登る人たちの装備はしっかりしていた。バス停で見かけた軽装の人たちは畳平で観光したり、畳平から10分くらいの小高い丘、花畑などを見ていたようだ。

畳平からの下りバスも、一時間に一本。下りは寝てたけど、かなり酔った・・・。気持ち悪くなってしまったので、寄り道は断念してそのまま帰宅。帰りの運転はお任せしてしまった。ゴメンなさい。

最後に自作のiPhoneアプリで収集したログ。改善の余地、大いにあり。