これって何ごみだっけ? を解決するごみ分別アプリ
住む場所が変わって戸惑うことの一つに、ごみの分別がある。自治体によって分別ルールが違うため、慣れるまではけっこう大変だし「これは何ごみだっけ?」と迷うこともしばしばだ。
引っ越したり、年度が変わったりすると、「ごみ収集カレンダー」や「ごみの分け方・出し方」などの冊子が送られてくる。この冊子を見ながら何とか分別をするのだが、中には冊子に載っていないものもあったりして、そんな時はとても困ってしまう。
埼玉県川越市に住んでいたとき、ごみ分別アプリがあることを知り、インストールしてみたことがある。
はじめは、送られてくる冊子の内容がアプリになった程度のものだと思っており、実際そのような内容も多かった。
しかし、いくつかある機能の中に私の悩みを解決してくれる機能があった。
それが「ごみ分別辞典」という機能。
品名を入力すると、何のごみとして出せば良いのかを教えてくれるのだ。細かすぎて冊子に載っていないような品名もあり、これにはかなり助けられた。派手さは無いけれど、とても上手なアプリの活用方法だと思う。
アプリにも書かれていない品名はあるので、そこはアップデート等でカバーして欲しいところ。「使用者が入力した品名をサーバーに集めて、次回の更新時に分別情報に反映する」などすれば、さらに充実した機能になると思う。
この記事をブログに書くにあたり、他の地域でも同様のアプリがあるのか?と検索してみたところ、やはりたくさん見つかった。
けっこういろんな自治体でアプリが作られているようだ。ごみ処理施設の能力の差などもあるため、自治体ごとにルールが異なるのは仕方のないことかもしれない。しかし、将来的には国内統一分別ルールなるものができれば楽なのになぁ。
ごみ収集の雛形であるポータルアプリのようなものを作り、各自治体からは分別情報を提供するような仕組みが作れたら普及も進みそうな気がするけれど、難しいところだとも思う。
引っ越しをしてしまい、既に川越には住んでいないのだが、引っ越し先にはこのようなアプリが無かった。引っ越し先の自治体でも、どうか同様のアプリを出して欲しいものである。