谷川岳
知人と一緒に山に登ると、知人以外の方と話す事は少ない。しかし、一人で山に登ると、同じく一人で来ている方と話をする事がけっこうある。一番分かりやすい共通点は山の事なので、こういう機会に山情報を仕入れたりしている。よく使うのは「オススメの山はありますか?」という質問。今回の山も、そうして仕入れた情報の中から選んでみた。
・日時
2011/10/02
・コース
天神尾根~谷川岳山頂登山コース
谷川岳ベースプラザ ー 谷川岳天神平 ー 熊穴沢避難小屋 ー 肩ノ小屋 ー トマノ耳(往復)
・その他
1. 関越自動車道 水上ICから約30分で谷川岳ロープウェイ駐車場に到着。
谷川岳ロープウェイの詳細は公式HP参照のこと。
このHPは事前によく確認しておくと良い。
アクセスマップ、駐車場の情報(料金など)、ロープウェイの情報(料金、営業時間、乗り方など)がまとまっている。
2. 水上ICから谷川岳ロープウェイまでの間には、以下の施設がある。
・コンビニ(セブンイレブン 群馬みなかみ町店)
店前の駐車場はちょっと入りにくい。
しかし、店の手前に(未舗装であるが)大きな駐車場があった。
・メロディライン(参照)
3. 谷川岳天神平まではロープウェイで約10分かかる。
高い所が苦手な人にはキツいみたい。
数分おきにゴンドラが来るのが、混雑時にはかなり待つ事もあるらしい。
4. トレッキングシューズ、手袋は必須。
ストックもあった方が良さそう。
5. 人気が高いらしく、混雑が予想される。
険しい場所では、渋滞も発生する。
今回は訳あって写真が少なめ・・・。
混むのは嫌なので、早く行って早く帰るという計画を立ててみた。時間通りに到着。駐車場入り口で料金を払い、2Fに停めるよう指示を受ける。(料金は前払い。帰りはそのまま出庫可能。)駐車場内は暗く、案内板も見にくいので注意。
準備をして乗り場のある6Fに移動する。チケット売り場で往復のロープウェイチケットを購入。片道1000円。往復で2000円。一枚のチケットで往復分なので、無くさないように注意。
さすがにロープウェイからの景色は良い。所々赤くなっているが、まだ紅葉と呼ぶには早い感じ。10分ほどで天神平に到着。さらにリフトで登る事もできるが、ここから歩き始める事にする。ストレッチをしてから出発。
ちょっと不安だったけど、天気も悪くない。ただし、寒い。
最初の内は歩きやすい道が続く。平坦だったり木道があったりするが、たまに大きな段差もある。
最初の難関。クサリ場。落ち着いて進めば問題ないが、油断は禁物。
見晴らしが良くなってきた。
今まで見て来た山とは雰囲気が違うと感じた。きれい。
少しだけ葉が紅くなり始めているものもある。
尾根を境に紅い部分と緑の部分がある。日当り・風当たりの影響なのだろうか?こんなにはっきり線引きされていると、若干不自然な気もした。
紅!
どの方向にどの山があるか?を見るやつらしい。
トマノ耳
熊穴沢避難小屋までは平坦だったが、それ以降は急にキツくなった。クサリ場、岩場、階段、といった感じ。危険ではあるが、落ち着いてゆっくり進めばそれほど恐れるほどでもない。ただ、それなりに人も多く、子供からお年を召した方もいらっしゃった事もあり、キツいコースに入ってからはずっと渋滞していた。公開できる写真が取れなかったのは、人が映り込んでしまうし、邪魔にもなるから、というのが理由であった。
少し開けた場所になると、みんなが休憩していた。しかし、ここぞとばかりに歩を進める自分。結局、ほぼ休憩なしで登ってきてしまった。あまり良い事ではない気がする・・・。
肩ノ小屋では「アンケートに応えると木札が貰える」という事であったが、混んでいたし興味も無かったのでスルー。トマノ耳~オキノ耳までは約10分ほどで行けるようだが、人の多さにこれまた断念。念のため書いておくと、オキノ耳が頂上である。ここまで来たら頂上まで行きたくなりそうなものだが・・・。こういう時に平気で「行かない」という選択をしてしまう自分なのでした。ちなみに、時間的にも体力的にも余裕はあった。
トマノ耳で早めの昼食を取り、下山。下りは登ってきた道を戻るだけなのだが、下りの方が気を使った。急な岩場などは特に。早いスピードで降りたり段差を飛び降りたりすると、足に負担をかけてしまうので、そこも要注意。
怪我することもなく、無事に天神平に到着。とたんに何となく既視感を覚える。で、思い出した。「ここ来た事ある。」登山ではなく、スキー・スノボをしに・・・。思い出にひたりながらロープウェイを下って終了。
この辺りは、水上温泉や谷川温泉など、温泉も有名。思い出しついでに、かつて何度か立ち寄った日帰り温泉「湯テルメ・谷川」に行く。変わってない。ここは少し奥まった所にあるが、日帰り温泉はたくさんある。看板が出ていたりするので、特に苦労する事無く見つけられる。
最後に自作アプリのログ。PCで見た場合、地点にカーソルを合わせるとヒントが表示される。順番、測位時刻、測位精度が見れるように対応した。また、htmlとC言語のコメントを勘違いしたため、画面下部に余計な情報(別の用途で使用する予定の情報)が表示されてしまった。お恥ずかしい。
2011.10.02.08.22.44.html